失敗しないために!30代40代が親の相続・終活について学んだ体験談
自分の親、パートナーの親が亡くなった後、相続問題などで問題が発生した話を聞いたことはありませんか?
「我が家は違う」
「もめるほどの遺産もない」
そう思っている方も多いかもしれませんが、相続問題は想像以上に大変なのです。この記事では、30代40代が親の相続や終活で学んだことをご紹介します。
失敗談やこうすればよかったなどの意見を参考すれば、これから何をするべきかが見え、終活・遺産問題も解決できるでしょう。
30代40代が親の相続・終活について考えることは必要?
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親の相続や終活について子どもが考えることはとても大事です。
30代40代の親の年齢は50代後半から60代、70代前半が多いです。
50代後半だとまだ「終活や自分が亡くなった後の遺産相続の話は早すぎる」と思う方もいるかもしれません。人生100年時代などともいわれているので、50代では亡くなった後のことを考えるよりも、この先の人生の楽しみ方を考えたいはずです。
「もしも」はいつやってくるかわかりません。順番だってあってないようなものなので、できるだけ早いうちから考えることは親にとっても子どもにとっても、安心を得る意味で必要となります。
親が乗り気ではない場合、ゆっくりと時間をかけて始めてもらうためにも、子どもが親の相続や終活を考えることはとても大切です。
親が元気なうちに一緒に相続・終活をするのはお互いのプラスになる
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親が相続や終活に対して重い腰を上げてくれたら、子どもは何をしたらいいのでしょうか?
「親のものだから口出しできない」
「お金や遺産問題はあまり関わりたくない」
そう思って逃げてしまうのはおすすめしません。
細かいことを聞くのは、お互いの関係を悪くする可能性もあります。断捨離など「身の回りをすっきりさせる」ことからスタートさせれば、次第にあれもこれもと終活でやりたいことが出てきます。
親がやりたい終活をサポートする形で話し合いをするのは、親子どちらにとってもプラスになるので、できれば断捨離から始めてみましょう。
30代40代が親の相続・終活で学んだ体験談
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ここからは、実際に親の相続や終活を経験した30代40代の経験談を紹介します。成功例ばかりではありませんが、自分が親の相続や終活に関わるときの参考になってくれるでしょう。
「親の意見を直接聞けた」
親の兄弟が亡くなった後、親族間の相続問題で相当もめたそうです。それを目の当たりにした義父は、自分が亡くなった後に子どもたちがもめたりしてほしくない(義母が生きていた場合に辛い思いをしてほしくない)と終活を始めると意思表明をしました。
家族一同「まだ早い」と乗り気ではなかったのですが、義父の意思を尊重し、本人の納得がいく終活ができたと思っています。
終活をしている間に、義父の家族に対する想いや義母に対する気持ちがわかり、子どもである主人も父親の意外な部分を知ることができたといっています。
親自身が決意表明をしてくれると、家族のサポートもしやすいでしょう。
親の本心を聞いて子どもも見直す!なんて素敵ですね。
「相続される側の気持ちを親に伝えられた」
テレビなどで終活が話題になった頃に、思い切って親に終活をしているのか聞いてみました。
元から楽観的な両親は「なるようになる」という考え方でした。
正直ぞっとしたので自分の気持ちを伝えて、残される身として、できれば終活をしてほしいと頼みました。
両親は相続問題などを経験したことがないようなので(なんとなく解決したようです)遺産・終活問題が自分事ではなかったようです。
自分が話したことで、相続される側は大変だというのを知ってくれ、少しは終活に向き合う気持ちが生まれてくれました。
私の親は逆に終活に過剰反応しすぎなタイプですが、終活の考えがない親に終活をすすめるのはとても大変です。
さらに終活を始めてくれるようにもう一押し必要そうですね。
「親の急逝で問題が発生した」
両親が不慮の事故で亡くなり、葬儀もやっと終わった矢先に出てきた相続問題。
我が家は一般家庭よりも少し裕福で、代々受け継いだ土地があります。どのようにするかも決めていない状態で両親が亡くなったので、両親の兄弟が押しかけてきて、すぐに遺産分配しろなどと騒ぎ時間も労力もお金も使い散々でした。
私自身一人っ子で、相談する相手もいない状態で、親族に責め立てられることになり、不慮の事故とはいえど親を恨みました。
少しでも遺産がある場合には、年齢に関係なく遺産相続問題を解決しておく必要があると思います。
俗にいう「骨肉の争い」という感じかもしれませんが、このような話は他人事…でもないようなんです。
相続問題は金額だけではないので、できるだけ生前に解決できる部分は解決してもらった方が良さそうです。
「親の健康状態を知り、子どもとして覚悟も生まれた」
以前から体調が思わしくなかった母親が、ある日突然「終活を始める」と言い出し、手始めに断捨離を開始しました。
家じゅうの物を整理するので、子どもの手も必要だと、毎週のように3人の子どもをかわるがわる呼び出して手伝わせました。
既に独立して家から離れて暮らしていたので、頻繁に実家へ訪れるのは面倒でもありましたが、最初は多くを語らなかった母親も、最後には「病院からあまり長くはないといわれた」ということを教えてくれたのです。
正直辛かったですが、母の健康状態を知り、断捨離をしながら母親のことを受け入れることができ、お互いが満足する最期を迎えられたと思っています。
断捨離をしていた時間は大切な親子の時間になったかもしれません。
親は子どもに自分の体調の不調は伝えたくないもの。切ない話になるかもしれませんが、共に過ごす時間もでき、お互いスッキリとしたのではないでしょうか?
「親の終活で断捨離をできた」
私の親はいわゆる「片付けができない」人。昔から何度も話をしているが、物が捨てられないタイプなので、子どもが生まれた頃の衣類からすべて残してある状態。
部屋はある程度整理されていますが、荷物がもの凄い量なので、亡くなってから子どもが苦労するのは目に見えています。
本人もどうにかしたいとは思っているようですが、既に1人でできるレベルではありません。
親自身が終活について考えてくれたので、手始めとして断捨離をすすめたところ、これまで溜めていたものを一気に処分する話に発展し、親の終活によって断捨離が成功しました。
親も、これで心置きなく安心して老後が迎えられるといっています。
なかなか物を捨てられない私も、耳が痛い話です。
終活に年齢は関係ない!あとに残された家族に迷惑をかけないために、断捨離・大掃除始めたいなと思いました。
30代40代が親の相続・終活でできること
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タイミング的に退職時期を迎えると、終活や相続問題について考える方が増えるそうですが、親だけで解決できる問題ではない場合も多いようです。
30代40代の子どもが親と共にできることはあるのでしょうか?
- 共に話し合う
- 親の終活への理解
- 協力
親の終活ではありますが、亡くなった後は子どもの問題になる場合がほとんどなので、共に話し合いをすることがとても大切です。親が亡くなった後の話などはしたくない、そう思う方もいるはずですが、いつかは受け入れなくてはいけない問題なので、親と向き合い話し合いましょう。
終活への一定の理解も必要です。「それ本当に必要?」と一蹴してしまわずに、終活への理解と終活内容の検討を共に行いましょう。
終活や相続問題は「親子の協力が大事」になります。面倒なことではありますが、協力や理解をしながら始めてください。
まとめ|親の相続・終活準備をサポートしてあげよう!
30代40代が親の相続・終活問題で学んだ体験談を紹介しました。
今でこそ終活は大事なものだという認識がありますが、親の世代にはまだ浸透していないので、亡くなった後に大問題発生!なんてこともあるようです。
そのようにならないためにも、親子で相続・終活問題に取り組んでいく必要があります。
少しずつでも取り組んでいくことで相続・終活問題も解決するでしょう。